本日は搬入無し、でした。先週は続々と搬入がありましたが、朝晩の冷え込み鋭い11月はどうなるでしょうか。

令和4年度の上半期、館山市内で捕獲された有害鳥獣がどれくらい利活用されて肉となったか、を「種類(全捕獲数→処理頭数)利活用率」で表しました。

・イノシシ(523→160)30.59%

・シカ(9→0)0.00%

・キョン(35→15)42.86%

・アライグマ(51→9)17.65%

・ハクビシン(44→8)18.18%

・アナグマ(14→8)57.14%

千葉県内の令和2年度イノシシ肉利活用率は4.9%との事です。捕獲31,861頭の内、食肉処理施設へ搬入されたのは1,568頭。捕獲されたイノシシ約半分は、廃棄処分だったようです。イノシシに於いて、TGCは高い水準での利活用となっています。アライグマやハクビシンは、搬入受け入れの周知不足もありそうですが、駆除後に土に埋め易い小型な事もあり、わざわざ持ち込むまでに至らないのかもしれません。

処理頭数〜利活用率100%へ、可能な限り近づけたい理想はあります。しかし肉としての歩留まりの悪さ、捕獲者の方へのインセンティブの弱さ、が今期に表れたように思われます。捕獲者の方々から高値での取引が出来るまでには課題が山積み‼︎です。基礎を固めて猛進してゆく日々です。

獣の利活用率

獣の利活用率」への2件のフィードバック

  • 2022年11月2日 6:14 PM
    パーマリンク

    10月から従事者になりました。
    よろしくお願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP