本日はTGC開設〜最大級の140kg‼︎オスが搬入されました。細身の男性2人分の重さです!
先月26日、東京ビックサイトにて開催された”ジビエ利活用展”へ出向きました。ジビエ出展企業数は多くはありませんでしたが、同時開催の農業系の出展にてのイノシシ栄養情報をお伝えします。
奄美大島や沖縄本島などの南西諸島一部に生息するリュウキュウイノシシという固有亜種には、抗疲労化物質のバレニンが、陸上動物で1番多く含まれているそうです。あまり聞きなれない”バレニン”、アミノ酸の一種です。そしてクジラ肉に多く含まれている成分でもあります。イノシシ肉は”山くじら”とも呼ばれています。先人は経験的に、イノシシ肉はクジラ肉のように栄養価が高いと気付いていたようですが、それが科学的に証明されました。ロース部位でブタ肉と比較すると、約8倍ものバレニン含有だそうです。
館山で捕獲されるホンシュウイノシシにも、リュウキュウイノシシ程では無いようですが、バレニンは多い値で含まれているとの事です!イノシシ肉を食べた日は身体がポカポカ暖まる気がしていましたが、抗疲労化物質の働きがあったのかもしれません。
リュウキュウイノシシは絶滅危惧種なので、生態系保全と農作物被害の防止(獣害対策)の歩み寄り・両立が重要ですね‼︎
リュウキュウイノシシ