最終日はレモン畑での対策のお手伝い。多様な農家さんの多様な対策を、実践体験の場で学んでもらった4日間でした。環境整備の対策は人手が多いほど進みも早いので、多少なりとも地域や農家さんへ協力ができ、一石二鳥でした。

令和の都会からの学生さん達は”実習”で里山や畑に入りましたが、昭和の初め頃の子供達は里山でもよく遊んでいたそうです。70代の方より「昔は遊びと食べるが同じだったから、パチンコでヒヨドリを捕ったりしていた。」などのいろいろな面白いお話をお聞きしました。現在は法的に使用が禁止されている”とりもち”や”かすみ網”も、試行錯誤しながら行われていた時代。70代以降の猟友会の方や農家の方からの同様なお話あるようで、その当時の里山には若い世代の出入りがかなりあったように思われます。

令和の今は子供だけで里山に入ることなどめったに無い時代。「自然=保護」・「自然=危険」と分断してきた結果が”今”とも言えます。その辺りの壁を取り払って、半世紀以上前の面白さを〜時代に合わせつつ掘り起こして行きたいものです。

学生の実習④

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