TGC運営1年が経過しました。この先は、”昨年度と比べて〜”というフレーズを多用する頻度が高まります。「比較」をしてそこからの「考察」が起こります。

どの地域で捕獲され、捕獲方法は括り罠か箱罠かその他か、季節ごとの搬入の性差、メスの妊娠時期、更に内臓の状態などなど。これらが解体時の記録データとして残ります。オープンソース化をして、大学の研究などでより深く、イノシシの生態を知る役立てになればとも思っております。生態研究をしている大学との繋がりを作る事も本年の課題です。

自然環境のデータも、主観的な『今年は去年よりドングリが豊作、山の中が明るくなって掘り返しが増えている』という見方だけでなく、ドングリの結実の豊凶調査や、山の中での掘り返しが増えていることを客観的に示すフィールドワークも必要かと。

実はドングリはイノシシにあまり食べられておらず、優先的に食べている餌が他にあるとの意見もあります。イノシシの嗜好性の高い餌を調べる為に、山の中へ調査へ入る頻度も増やしていきたいものです。

そして比較考察を最重要な経営面へ活かして長期計画を練り、館山に根差したTGCの役割を担っていきます!新年抱負です!

比較と考察2023

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