本日はオス2頭、38kg・45kgの搬入でした。
うち一頭は四肢それぞれに損傷がありました。捕獲前に闘いがあったのかもしれません。
昨年の今頃、「オスが発情して肉にも”オス臭”なる香りが付き始める」と発信をしました。しかし1年通して解体を行い、生態の傾向はあるものの、オスもメスも通年誰かしら発情していると分かりました。
先週搬入のオスはTGC歴代7位の大きさの92kg。筋肉の塊のような身体つき、闘いを繰り返して剥げた肩部、そして立派な牙を持っていました。ヨロイも分厚く、手で叩いて跳ね返る程の強さ。古傷もいくつかありましたが、それなりに強い個体だったようで、オーラが漂っていました!
特筆すべきは〜胃の重さです。個体差がある中、1kgでも大きく感じる胃が約3kgありました。胃の中は植物の繊維質がほとんどの中、ドングリの殻も多めに見られました。
徐々に、動きが出てきました。発情したメスを探し回る発情したオスが、これから続々と捕獲されるかと思われます。92kgオスを捕獲された方は「狙って捕っていないから宝くじみたいなもの」と仰っていました。徐々に道路沿いの掘り返しも目立つようになってきましたが、メスの捕獲はまだ少ないので、どうやら山にはまだ餌があるようです。
発情オス、始動