本日の搬入はオス55kg。解体時、肺周りに広い空間があり、そのせいなのか60kg以上に見えた個体でした。

先週の2月9日は”肉の日”でした。都道府県食肉消費者対策協議会は、毎月29日を”肉の日”と制定。2月9日は制定していないそうですが、一般的にこの日も肉の日。全国食肉事業協同組合連合会は、2月9日と毎月29日にキャンペーンを実施しているそうです。

そんな肉の日は3頭、うちメス56kgは未経産の脂たっぷり個体な極上肉の搬入!でした。お腹に6頭の子が入っていましたが、今期に捕獲された50kg前後のメスは、全てたっぷりと脂が乗り・未経産・お腹に子ありの個体ばかりです。例年と比べると2ヶ月くらい早い成長段階です。…何が起きているのでしょうか。

また29kgオス2個体は、片や脂乗りあり片や脂は薄く肩はややヨロイ化。前者は良い餌場で他の個体とも戦うことなく平和に過ごしていたようですが、後者は腿にケンカ傷があり、発情してきていて戦った経験もあるような個体でした。オスはやる気になればなるほど、身体つきが二次性徴的に変化しますが、30kg未満の子供時代でも個体差が出ると改めて感じました。

肉の日2023

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