25(月)は、過去最高の1日に7頭搬入でした。約100kg(99.9kg)のぶくぶくに太ったオス、痩せて乳房の張った子育て中のメス、お腹の中に5cm程度の胎児がいたメス、白く輝く脂乗りのメスなど、30〜40kg個体が続々と搬入されました。

重なる時は重なる搬入でしたが、「90kgはありそうなヤツがうろついていた」「先週70kgくらいのがくくり外して目の前で逃げてった」と、イノシシは昨今よく動いているようです。

基本的にくくり罠は、獣道を歩くイノシシのどちらかの前足を入れるように、足跡の痕跡から動きを予測して仕掛けます。狙い通りの前足がくくりに掛ったら成功ですが、後ろ足が取れてしまったら失敗です。2週間前にくくり罠が鼻に掛かっていた個体が搬入されました。過去10頭にも満たない鼻くくり、滅多に無いこととも言えます。罠を仕掛けた場所が道ではなく餌場になっていて、掘り返しをした際に突っ込んだのかと思われます。鼻を括られたイノシシにしても相当なショックであったかと。暴れ方の挙動も通常とは異なり、その場でジャンプをするケースも。個体は小さかったようですが、そのジャンピングイノシシ捕獲者の方は怖かったと話されていました。

銃で止めさしをして搬入される方が多い、予想外な暴れ方の鼻くくり個体ですが、肉の状態としては痛みによるロスも少なくて、1番良い状態であったりもします。

罠へのかかり方も、多様です。

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鼻にくくり罠

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