イノシシは生後半年で親離れをし、1年経つ前に繁殖期を迎えます。オスイノシシは秋から年末に掛けて蓄えた脂肪が徐々に肩・背中から固くなり〝ヨロイ“のようなってゆき、フェロモン臭を出しメスにアピールします。90kg超で臀部のあたりまでヨロイ状態であった個体もみられました。

繁殖期にオス同士が出会えば闘いとなります。100kgで全身傷だらけであったり、50kgでも傷も無く脂肪部分があまり無かったり、はたまた40kg未満でも上級の肉付きであったり。

繁殖期イノシシのオス肉は、赤黒い筋肉質になり、食べるとツンと鼻に付くフェロモン臭がある、の2つの特徴があります。このフェロモン臭をどのように料理に活かすか〜 より強いフェロモン臭をお求めのプロ料理人もいらっしゃいます。

戦って傷だらけの個体、野山を駆け回り筋肉質となる個体、強いオスから逃げ回り痩せた個体、上手く?よい餌場にあり付き丸々と肥える個体、イノシシ社会も様々のようです。

オスの「ヨロイ」
イノシシ十人十色

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