イノシシによる被害は、林業でもみられます。イノシシが餌を探して土中のミミズ等を強靭な鼻先で掘り返す行動は、造林地の苗木を根こそぎなぎ倒してしまいます。房州で有名なびわも根際の掘り返しや、びわを食べるために横枝によりかかえり枝を折るなど、被害にあっています。

千葉県内のイノシシによる農作物被害額は90年代より増え続け、2020年度は1億7000万円にも及びます。
どのようにこれらの被害を食い止めるのか?
早期発見・早期対策。被害の出ている地域ぐるみで、捕獲・防護柵&追払い・餌場や隠れ家や通り道を無くす、を同時に行う事です。

続く
有害鳥獣とは ③