仕掛けた括り罠に四肢のうちの一足を取られたイノシシ、そこから逃れようとたいていは激しく動きます。文字通り”必死”で暴れ、括られた一足周辺に大きな裂傷が見られる個体も。なんて残酷な…と感じる方もいるでしょう。しかし、生活の為の農業を脅かす存在を放置すれば、その生活が立ち行かなくなる獣害被害です。過激動物愛護派とは、長時間話し合ったとしても平行線のままである部分ですね。

そしてこの時の暴れ具合は、後々の精肉にとても影響します。傷部分は劣化も早く、傷周辺を削ぎ落とす必要があります。どれぐらいの破棄となるかは状態によります。ほとんどの場合、掛かった方の足は肉がぶよぶよになっていて食用には向きません。

括り罠②

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