解体をして内臓を抜き出すと、成獣に性差無く共通している点があります。それは、膀胱がパンパンに膨らんでいる=排泄を我慢していた、です。解体時に誤って膀胱を破ってしまうと、たいへん強烈なアンモニア臭に包まれる上、尿が付着した部位は可食には向きません。細心の注意を払って膀胱周りは解体を行う必要がありますが、膨らんでいる膀胱である方が分かり易い、解体者の利点にも取れますが…罠に掛かったイノシシの野生の性は、囚われの状態で存在の印ともなる臭いを出すまい、とする様です。ウリ坊にはその傾向は見られず。成長と共に会得されるのかとも思われます。

先日のオスイノシシ、膀胱もパンパンでしたが胃もパンパンでした。胃の中身を見るためにナイフで割くと発酵したガスが出てきました。パンパンと思われていた大半はガスだったようです。タケノコと思われる食物繊維の発酵速度が胃を膨らませたのか?罠に掛かりガスの放出を我慢したのか?定かではありませんが、春を経て初夏へ向う中、食性が変わる事で消化器系にも変化が見られそうです。

野生の性

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