昨日今日で解体したイノシシは3頭。奪った命は21頭でした。
イノシシはいずれの個体もメスでお腹の中には胎児がそれぞれ5頭、6頭、7頭、合計18頭入っていました。
獣害対策としては18頭のイノシシが起こしたかもしれない獣害を未然に防げたので大成功。
ただ、せっかく胎児の命も奪うなら何かに利用できればと体長・体重・性別の記録を取り始めました。面白いのは5頭(全てオス)、6頭(4頭オス、2頭メス)、7頭(2頭オス、5頭メス)というように、個体によってオスとメスの比率に偏りがあることが分かりました。その原因は分かりませんが、周辺環境や餌、個体によって変化することがデータを通してわかるようになると興味深いと感じました。今後も記録してみます。

また、ジビエとして見ると、お腹の中に胎児がいるメスは脂の乗りがまだまだ良くて飲食店でも十分に使える質になっていることを知りました。検食も行ってみて、秋・冬の食味とどのように変わって来るかも記録したいと思います。

獣害対策とジビエ

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