本日はオス48kgの搬入、供養塔の開眼、でした。
10日午前7時頃、南房総市の白渚海岸に猪が出没し、出くわしたサーファーが猪によって怪我を負いました。奇跡的に撮影された動画より分かる点を上げますと、
⚪︎猪は40〜50kgくらい
⚪︎猪は撮影前から走り続けていた。
⚪︎およそ150㎝の堤防を2回乗り越えようと試みるが、諦める。
⚪︎走り続け中にサーファーと鉢合わせ。両者、直前まで気付いていない様子。
⚪︎サーフボードに払われまた堤防を越えようとジャンプするが、失敗。
⚪︎堤防に胸まで乗るが落ちた猪、その落ちた勢いのままサーファーに猛進し倒す。
動画はここで終了。
この先は、白渚海岸・現場へ出向いての考察です。お互いよくないタイミングが重なっての今回の事故、とも感じました。
⚪︎猪は山から、ではなく三原川沿いから、来たと思われる。
⚪︎撮影前の状況は不明だが、猪が人間から逃げているように見受けられる。撮影者以外にも砂浜を歩いている人がいて、撮影開始時から猪は走っていたのではないか?
⚪︎猪は、撮影者側へは逃げられず・堤防を乗り越えられず・更に向かった先でボードに追い払われパニックになってしまい、その行動をした人を襲う事で逃げる時間を作ろうとしたのでは、と。
このような事が起こらないようにする為には、人は”逃げ道を確保する”、が大切です。もちろん、猪も。出くわした際に背中を向けて逃げるのではなく、このケースでは堤防の上へ逃げるべきでした。ボードをその場へ置いて。そうする事で猪の逃げ道が先にできるので、猪はそちらへ逃げていたかと思われます。
逃げ道の選択肢が少ない場所で突発的に猪と出くわした場合、事故となる確率が高まってしまいますが、〜猪はどこにでも出没する〜逃げ道を瞬時に見極めて動く〜という意識はこれから必要、と改めて感じました。
