先々週搬入の50kg台オス2頭、体重差は僅かながらも差がありました。ヨロイ部分硬くなり始めの双方、一方は薄く脂が付いていましたが、片方はほとんど付いておらず。そして脂付きより、脂無し個体の方が睾丸が大きく、精嚢が溜まっていました。脂をまとい栄養を蓄える個体と、メスを探すに優先度が向いた血気盛んな個体、の違いと思われます。

更に胃の内容物にも違いがありました。脂付き個体は、ほとんどがドングリと思われる白く砕けた実と焦茶の殻で、少し芳しい香りがしました。脂無し個体は、白いドングリの実が少しでメインは緑色の植物質、臭い発酵臭でした。

胃の内容物の精密な分析・肉の品質のDNA解析などのプロジェクト進行中のほか、大学の研究室とも連携予定です。館山産イノシシ肉をブランド化すべく、一頭一頭の解体も、大切なデータ情報として地道に蓄積しています!

蓄えるか、発情か

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