3月は閑散としていたのですが、4月よりイノシシ搬入が増えています。4頭だった第1週から2.5倍の11頭搬入、第3週は9頭。来週はどうなるでしょうか。

オスは発情が落ち着いている個体が多く、ヨロイ部分も薄くなってきています。メスは出産間近な個体、乳腺の張った子育て中の個体、種付けされて間もない個体、とバラバラな状態です。

イノシシが里に下りて来た要因は、餌を探し回るため、オスはメスを探すため、メスは子育て場所を探すため、などいろいろ考えられます。そして今年はタケノコ被害が少ないようです。さらに箱罠には依然として入らない状態が続いています。

イノシシにとっての餌の魅力で言うと、箱罠の餌(米ぬか等)<タケノコ<ドングリ、になるのかと思われます。わざわざ箱にリスクを冒して入って米ぬかを食べるより、道に落ちているドングリを食べたいと里へ下りてきて、括り罠に掛かるのかもしれません。蹄や鼻先でタケノコ掘りをするより、道路沿いに溜まったドングリを食べるのかもしれません。ついに、豊かだった山のドングリをあらかた食べ終えたようにも思われます。

タケノコ<ドングリ

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