4日(水)は、南房総市の千倉中学校で「獣害とSDGs」をテーマにした講話でした。昨年は3年生のみでしたが、今回は全学年の生徒さんへ向けて話しました。「獣害を知っている人?」と聞いて手を挙げる子たちが少ない事が印象的でした。千倉は南房総市で人口が最も多く山付きの地域も多いのですが、実際に獣害を知っている子はわずかでした。家族に農業従事者がいる割合が少ない年代でもあるようです。3学年で185名、約20年前は1学年約200名だったそうです。

講話はSDGsと言いつつも、館山ジビエの取り組み自体がSDGs的なので、主に活動の紹介と今後の計画を話しました。いただいた50分の中でやや話を長くしてしまい、質疑応答の時間が十分に取れなかったことが反省点です。

「人口減少・高齢化は免れない」の説明を若い人たちにしているときに感じるのは、10年後20年頃に人が激減する中で、「持続可能なこと」を考えたときに実行できていることの少なさです。危機感をもっと持たないといけないのですが、未来に対して傍観者でもある己もいます。少なくとも獣害対策のジビエは、肉の地産地消かつ持続的な取り組みになると信じているので、館山ジビエの経営安定化を目指し進みます。

千倉中学校での講話

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