習志野市と南房総市が、森林整備の広域連帯協定を結びました。森林環境贈与税を使い、お互いの市のメリットとデメリットを補い合うというものです。「人口が多い=贈与税が多い」習志野市は森林が少なく、使い途が少ないのですが、「人口が少ない=贈与税が少ない」南房総市は森林は多く、使い途が多いのです。そこで習志野市が南房総市の森林整備を行い、南房総市は整備によるCO2吸収量を習志野市に還元します。また習志野市は南房総市の木材活用を進める、というものです。

https://www.city.minamiboso.chiba.jp/0000018333.html

こちらは自治体間における森林整備の取組です。しかし獣害を引き起こす大元ともなる森林の整備については、自治体だけではとても賄えるものではありません。民間企業や各個人でも取り組むべきもの、と考えています。

つい最近、この分野の先駆者の方と出会えて”芽”が見えてきてワクワクと心躍りましたが、別の場でこの話をすると話術不足かどうも温度差を感じることが多々ありました。どう話せば理解してもらえるかを考えていた矢先の、この自治体間連携でした。

森林整備広域連携

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