アライグマの搬入のみだった火曜は、ドバトが路上に落ちていた朝でした。TGCの隣の清掃センターでは繁殖しているドバト、たまたま道に出て轢かれてしまった個体かと思いきや、尾羽と背中の羽毛が抜かれていました。おそらくタカの仲間が襲い、羽を抜いている最中に人が来て、獲物を置いてタカは逃げた状態と推測しました。襲われて間もなかったようで、触れるとまだ温かい路上のドバトでした。

農家の方々を悩ませるのはイノシシやアライグマ等のみならず、ハトやカラスも害を及ぼしているようです。しかし有害駆除の許可種に、”ドバト”はありません。どう対応できるのかは、この機会に市や県に相談予定です。

ひとまずできる対策は、繁殖場所を作らない事。ドバトが入れないように建物の隙間を埋める、カラスが巣を作りやすい木を剪定する、があります。けれども春先の雨の夜の道の轢かれた数千匹のカエルが、翌朝には無くなる、カラスの餌がたくさんある状態です。街中であれば餌(ゴミ)を食べさせないようにすれば、餌場認識しなくなった場で巣を作るメリットを無くせると思います。里山近い地域は生息環境を含めての対策を抜かりなく実践できれば、根本的な解決になると思いますが、「万全にみんなで」の対策となるとまた地域問題も現れてきてしまう、悩ましいカラス対策です。

襲われたドバト

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