館山市だけでも年間200頭以上が駆除されているタヌキ、車に轢かれていたりもします。ショックがあると動けなくなるため、夜間の車のライトに驚きフリーズしてそのまま轢かれるようです。くくり罠にかかり、罠を外して逃がそうとしても狸寝入りしたまま、な事もありました。

タヌキはアニメや昔話にもよく登場するので人馴染みが良いのですが、日本昔ばなし放送の無い令和の今、都市部の子どもにはもはや縁遠い生き物なのかもしれません。地方や時代によってはアナグマ・ハクビシン・タヌキをひとくくりに”ムジナ”とも呼んだようです。

そんなタヌキ、駆除の後に埋設が現状です。焼却施設へ搬入するより、埋める方が手間がかからない5kg未満のサイズです。持続的に肉や毛皮の活用ができれば、捕獲者の方へ収益を還元できて受け入れへと繋げられるかもしれません。少なくともタヌキの毛皮は、触り心地良く色味にグラデーションもあり、見た目も可愛い♡です。ファッション業界から脱・リアルファーという毛皮否定が叫ばれて久しいのですが、遺棄より活用へと進みたいものです。イベントに館山ジビエが出店する際は、タヌキ毛皮も同行しています。是非触ってみて下さい♡

タヌキ活用考②

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