日本バーベキュー協会イベントは、満員で開催されました。丸焼き〜棒さしで焚火の上をぐるぐる回す〜のではなく、丸焼きピットなるかまどを作り、バタフライカットなるイノシシの開きを、熾火の一定温度にてピット内で12時間焼き続けます。いくらか涼やかになる夜とはいえ、夜通し火を入れ続けて眠気と疲れでボロボロになりながら、翌日の試食会に来られた40名弱の方々に自分が食べるより先に料理を振る舞う、参加会員にはやや修行めいたイベントでもありました。自宅でも気軽に再現できる味、の真逆のホールワイルドボアの味、皆さん口々に「美味しい♡」と言われていました。

丸焼きというスタイルは、有害駆除されたジビエの活用率を上げるだけではありません。ピットから一緒に作り上げていく過程はチームビルディングにもなります。イベントに参加する方々の向いている方向も同じか近しいので、仲間にもなりやすい面もあります。更に薪を大量に使用します。事前準備は必須ですが、開催場所周辺の森林整備もできます。奥深いバーベキューの世界の導入部分を知りたい方は、12月3日(日)が日本バーベキュー協会・バーベキュー検定初級の開催日です。1月の開催時はキャンセル待ちも出ました!

金谷でホールワイルドボア

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