実習4日目は、開けた谷の耕作放棄地が多い場所で、ドローンの飛行練習と撮影を行いました。するとサシバの幼鳥が出現!ドローンを見に来たようです。ドローンに少し近づいてターンしていたので、意識していた可能性が高いです。離れていくサシバを見ていたら続いてドローンの背後からハチクマの幼鳥も出現!また別のサシバ幼鳥に攻撃されながらフラフラと飛んでいましたが、すぐに見えなくなりました。
サシバもハチクマも絶滅が危惧されているタカの仲間です。3年前に、ハチクマの成鳥が隣の谷に餌を持って入っていく姿を確認していたので、巣があるだろうと読んでいた場所でもありました。TGCとはまた別の、サシバ調査でのデータ活動の要チェック場所になりました。里山環境調査をしていると、様々な生き物の個別な動きの結果、大きな流れに繋がる事が見えてくることもあります。身体の動く限り継続するライフワークです。
ドローンで鳥獣害対策②