先週の5(水)は、キョン3頭が搬入されました。キョンがあまりいないはずの館山で1日に3頭、もしかすると生息分布が拡大しているのかもしれません。これは大いなる不安要素です。
新年度幕開け極上の肉
4月になり、令和5年度が始まりました。そんな本日はオス29kg、メス80kg、アライグマ5kgの搬入でした。メス80kgは胎児7頭を抱えたぷりぷりの脂乗りで、しばらく見なかった極上の脂の厚みでした。
不安定な供給&品質
搬入が止まりがちになってきました。木曜はオス76kg、身体は傷だらけの闘いに敗れた個体のようでした。今年は大型オスの搬入も少なかったのですが、山の餌の種類が移り変わってきている芽吹きの春、イノシシの動きも変わってきそうです。
ワンコと一緒MAP
南房総市と館山市の観光協会が発行した「南房総・館山 ワンコと一緒MAP」に、イノシシジャーキーを掲載いただきました♪
シカ来たる
5(日)はシカ1頭が括り罠にかかり搬入。7(火)も同じく括り罠でシカが捕獲され搬入の、シカ週となりました。
大学の授業
先週火曜日は、CIMA館山体験センターにて白鴎大学の学外授業のお手伝いでした。カリキュラムは”ジビエプログラム”。獣害対策の現状やイノシシの痕跡探し、解体体験と調理体験を1日かけて行いました。学生さんの興味は山歩き・解体・調理などに細分化されました。解体に興味関心を持った方が、部分をさらに細分化して解体というより解剖をしていたのが印象的でした。ひとつの関心から進んで深掘りをする姿は、今までのイベント等では見られなかった興味の広がり方でもありました。
里に下りてこないメス
月曜に搬入されたメス43kgは、令和5年初の、子を産んでいるメスでした。今年に入り50kg前後のメスは未経産個体ばかりでしたが、ついに来ました。そして、子育て中の様子の張った乳腺で、6頭の子を連れていたようです。
房州猪スタラーメン
千葉県主催で開催中の、県で捕獲され食肉処理加工されたシカ・イノシシ肉をおいしく食べより多くの方々に知ってもらう「房総ジビエフェア」。2月末まで、館山近隣は7店舗が参加です。
頭骨ART
メスは太った未経産の個体で、お腹の中には6頭(オス1、メス5)の約15cmの子供が入っていました。
アライグマ肉
本日はオス32kg・ハクビシンの搬入でした。去年の今頃と比べてかなり閑散とした懸吊冷蔵庫ですが、イノシシが里に下りてきていない、とは獣害被害が小さいとも言えるので…TGCの経営はさて置き、よい傾向です。