二地域居住を通じての里山イベントやワークショップを主催されている南房総リパブリックさんによる『MEET南房総』は、久しぶりの美味しい企画です。
視察とジビエと選択肢
先日は安房地域の野生鳥獣害対策会議の本部委員の方々が、TGCと焼却施設の視察にみえました。TGC代表の館山ジビエスタンスとしては、駆除された個体の全活用(=収益化)が持続的な対策に繋がるとの考えで活動しています。
林内版小枝の巣
TGCの傍ら、依頼があれば環境調査に山へ入ります。8月末にスギ林内を歩いていたら、シカの食害が弱く植生が残っている部分に、違和感のある小枝の固まりがありました。シカ、キョン、イノシシを目撃しながらの踏査だったので、この固まりは林内の小枝で作られたイノシシの巣なのではないかと思いました。
風の道
ふた月程前のニュースに、”山形県にある風力発電所の風車付近にクマタカの死骸が発見された”と。風車を更に計画中の地域でもあり、市民団体が進行中の風力発電所事業中止を申し入れました。昨年11月より集めた署名は一万筆超、県と事業者にも提出の予定だそうです。
ドローンで鳥獣害対策②
実習4日目は、開けた谷の耕作放棄地が多い場所で、ドローンの飛行練習と撮影を行いました。するとサシバの幼鳥が出現!ドローンを見に来たようです。ドローンに少し近づいてターンしていたので、意識していた可能性が高いです。離れていくサシバを見ていたら続いてドローンの背後からハチクマの幼鳥も出現!また別のサシバ幼鳥に攻撃されながらフラフラと飛んでいましたが、すぐに見えなくなりました。
ドローンで鳥獣害対策①
今年も東京環境工科専門学校の実習が館山で行われました。今回はドローンを使った鳥獣害対策の実習。イノシシの巣を発見し実際に観察し、効果的な対策を考えるまでのセットです。
金谷でホールワイルドボア
日本バーベキュー協会イベントは、満員で開催されました。丸焼き〜棒さしで焚火の上をぐるぐる回す〜のではなく、丸焼きピットなるかまどを作り、バタフライカットなるイノシシの開きを、熾火の一定温度にてピット内で12時間焼き続けます。
湯剥きして助手席へ
19日(土)の丸焼き用のイノシシは、47kgオスでした。お湯をかけながら毛を抜いて皮を残す”湯剥き”をし、マダニ撲滅を確認し、丸で冷蔵庫にて一時待機させました。
ギフトボックス、あります。
飲食店さんよりのご注文は個々にメールにてのやりとりが主ですが、小売の商品の品目は”BASE(通販サイト。TGCのHP→購入はこちら)”と、”ありがとねっと(千葉県産業復興支援サイト)”に出ています。ふるさと納税サイトより「館山ジビエ」の検索でも、イノシシ肉が出てきます。
真夏の脂身
本日の搬入はオス54kg・1頭でした。真夏の個体ながら脂がしっかりと乗っているのが、今年の特徴です。先週からの捕獲数も9頭、7月よりは減りましたがハイペースな捕獲は続いています。